劣悪な環境
スカイバーに行った次の日の朝、お気に入りのAちゃんから、メールが有ります。
昨日は、私をスカイバーに連れて行ってくれて、
ありがとうございました。
私も、喜んでくれて、嬉しいです。
Aちゃんは、今日まで仕事を休むと、言ってます。
朝から、部屋の掃除をしました、と綺麗に整頓された部屋の写真を送って来ます。
同居の親戚の19歳は、田舎に帰ってますので、当分
1人住まいです。
昨晩、家に送って行った時に、家の場所を確認しました。狭い路地を入って行った建物の5階、と言います。家賃は電気代、水道代込みで、$100だそうです。1ルームで、トイレシャワー付きと思います。
しかし、暑い事、間違い無しです。
日本人は、エアコン、ホットシャワーは、必須アイテムですが、大抵のカンボジア人は、劣悪な環境に住んでおります。以前、ダウンタウンで、アパートの管理人をしてます時は、1ルームに、5、6人が、一緒に住んでました。もちろん、扇風機だけです。
Aちゃんから、今から洗濯をしますと、服と肌着の写真を送って来ます。洗濯は、疲れると言います。
全て手洗いです。まぁ、日本で大昔に洗濯機の無い時代に、タライに入れて、手洗いで洗濯するのと、同じです。
私は、服やズボンは、ローカルの洗濯屋さんに持って行きます。1点1,000リエル(25円)です。
4点で$1です。全部、アイロン掛けも、してくれてますので、非常にお得と、私は思っております。
今は、洗濯機が部屋に付いてますので、肌着やタオルは洗濯機で、洗います。前のアパートの時は、肌着は自分でバケツに入れて、洗ってました。
今のアパートでも、洗濯物1kgを$1で、洗ってくれます。しかし、アイロン掛けが無いので、私は洗濯屋さんの方が、重宝してます。
どうですか、洗濯物1kgで、$1って安いでしょう。
アパートに住んでいる、カンボジア人は、利用している様です。
Aちゃんの部屋には、テレビも有りません。
家賃$100位の部屋に住む人は、先ずテレビは、無いです。もちろん、冷蔵庫なんか有りません。
食料を保存出来ませんから、毎日買い物に出かけます。そう考えると、非常に過酷な環境です。
いくら暑くても、扇風機だけです。
今日は38度、真夏本番です。
冷たい水も、飲めません。発泡スチロールの箱に、氷を入れて、飲み物を冷やしている家庭も、有りますが、Aちゃんが、発泡スチロールの箱を持っているかは、知りません。しかし、絶えず氷を買いに行かないと、行けないので、これも簡単では有りませんね。
と、考えると、Aちゃんは、非常に劣悪な環境に、住んでいますね。(Aちゃんだけでは、無いと思いますが。) Aちゃんは、先月に$80の部屋から、今の$100の部屋に変わって来ました。
それは、前の部屋が職場から、遠いからです。
部屋を変わる時に、一瞬、エアコンでも、プレゼントしようかと、思いましたが止めました。
エアコンは、$200〜$300で買えますが、電気代が、かかります。電気代は$50位でしょうかね。
電気代が、彼女達の負担になりますし、またエアコン設置は、大家の許可も要ると思いますので、良くないと判断しました。
劣悪な環境に暮らしながら、明るく、笑顔を見せるAちゃんの姿には、感心しますね。偉いです!
やっぱり、応援してあげたいですね。
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