どうなる安倍派
皆さんも、高校の時に先生から、暗記する様に教えられましたか? 私は暗記させられました。
しかし、半分くらい忘れておりました。
平家物語の最初のくだりです。
祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。
奢れる人も久しからず、
ただ春の夢のごとし。
猛き者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵におなじ。
世の中は、変遷して行くもので、どんなに栄華を極めたとしても、必ず終わりがくる、と言うこの世の無情を説いた言葉です。
さて、今世間を騒がせております裏金疑惑です。
自民党最大派閥の安倍派の清和政策研究会の中枢幹部6人のうち、松野官房長官他、塩谷、高木、世耕、羽生田、西村氏の5名も100万〜1,000万超の裏金を派閥からキックバックを受け、それを政治資金収支報告書に記載して無い疑いが有ると報道されました。
皆さん、ご存知でしょうか?
自民党の最大派閥の安倍派は、統一協会とズブズブの関係です。先日、岸田首相が統一協会の偉いさんとの写真を一緒に撮ったと朝日新聞から、スクープされてましたが、本来は安倍元首相が会う予定だったのです。安倍が忙しいので、岸田が代わりに会いました。
安倍元首相は、下野した時に選挙に勝ち、力を示す為に統一協会の8万票に手を染めたと言われております。それ以降、何人もの応援を統一協会に依頼しました。最後には、統一協会の票の割り振りを自らしたと言われております。
また、羽生田氏は落選時に八王子の統一協会に通い、人間関係を作り、統一協会の力を借りて当選しました。信者からは羽生田先生は、政界で協会の理念や教義を実現し「神の国」を作ってくれると信じられております。信じられますか、こんなにズブズブの関係なのですよ。
安倍元首相の長期政権の下、森友問題、加計問題、サクラ問題と好き勝手をして来ましたが、検察はどれも立件出来ませんでした。挙げ句の果てに検察の定年制度にまで、首を突っ込んで来ました。好き放題しても、検察は手を付けられない。
統一協会の力を借りて選挙に勝つ事も躊躇せず、
また、最大派閥の力を利用して、裏金作りにも励んできました。全てが自分達の安倍派自民党の為の楽しい政治でした。楽しい我が家の春が、昨年の襲撃事件で当主を失い、流れが変わって行きます。
盛者必衰の理をあらわす、奢れる者久しからず、
ただ春の夢のごとし。歴史は繰り返されます。
安倍派は、当主を失い乍らも、今までと同じ様に裏金作りに励んで来ました。
歴史から学んで来なかった安倍派。
今日、明日にも更迭されるだろう松野官房長官、
また、残りの5人衆は何処まで追求されるのでしょうか。天網恢々疎にして漏らさず。
検察はとことん追求して欲しいと思います。
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