カンボジアは、日本人より中国人や韓国人が早くから、進出して沢山のマンション開発を行なっております。私がカンボジアに来ました当時は、日本人は会議、会議ばかりで中々結論が出ずに、決済が取れない国と言われてました。

正にその通りで、慎重過ぎて、結論を出すのに時間のかかる国と思います。

中国人、韓国人は開発の為に沢山の国籍を買ったと言われております。えっ、国籍を買う？

先進国ではあり得ない事ですよね。

カンボジアでは、外国人は土地を買えません。

その為にカンボジア人になって、土地を買うのです。しかし、これは裏の話しであり、決して合法的な表の話しでは、有りません。

余談ですが、私はよく、カンボジアでは中国人に間違われます。何回か、外国人向けのスーパーで、中国人らしき人と目が合います。すると、あかん、こっちに来るで、多分中国人と思われてるで、と考えていると案の定、中国語で話しかけられます。やっぱりや！

こう言う風に何回か、話しかけられます。

話しかけてくんなよ！と何時も思います。

また、ツクツクに乗って、カンボジア語で、右に行ってや、その信号を左やで、と話してると、韓国人か？と聞かれます。何でやねん！と何時も思います。

日本人ですか？と聞かれた事は1度も有りません。

これは、私がどうかと言うよりは、カンボジアには韓国人が多いのです。また、中国人、韓国人からしたら、日本人は圧倒的に少ないからと、思います。

さて、私の知り合いの日本人で実際にカンボジア国籍を買われた人が居ます。

懇意にしておりますカンボジア人にお願いして作りました。先ず、国籍を作る人と会います。

その人は、先ずストリーを作ります。

カンボジアの何処で生まれたか、お父さんは、誰々、お母さんは誰々、と作って行きます。

つまり、余り皆んなが知らない田舎の町で、誰々夫妻の何番目の子供として、登録されます。　

全くの作り話しですよ。

そしてカンボジア人としてのIDを貰います。

日本人は、プノンペンでは無くシェムリアップで、作って貰いました。費用として$40,000を支払いました。

段々と、作るのも厳しくなって来ている様で、値段も高くなっていると思います。今は、買えるのか、また幾らかかるのか、全く不明です。

日本人は、カンボジア人の名前でローカルの銀行口座を作りました。

懇意にしているカンボジア人から、日本人に伝えます。日本人の作ったカンボジア人IDは、土地売買の制限が有ると伝えられました。全部の土地が買えるIDでは無く、限られた土地しか買えない様です。残念ですね、国籍を作った意味が無かったみたいです。

これは、国籍を頼んだルートが、弱かったからと思います。頼んだ人、作った人が弱かったのでしょうね。頼んだカンボジア人は、国籍を作るのは、初めてでしたから。

もっとプロフェッショナルに頼んでいたら、どんな土地でも買えるIDが出来たと思います。

しかし、値段は$40,000では済まなかったでしょうね。