今、プノンペンは日本レストランのラッシュです
私は、プノンペンのメインの場所では無く、少しメインから離れたダウンタウンに住んでおります。
先日、旧知の日本人に会いますと、バンケンコン
(プノンペンの高級エリア)は、日本食レストランが増えて来ましたと、言われてました。
彼女は、私の1年後くらいにカンボジアに来られまして、それからずうっとカンボジアでお仕事をされております。継続は力なりで、数少ない10年選手です。 彼女とは、今年の6月に撤退されました寿司バーの話しで盛り上がりました。
お互いに、美味しくリーズナブルの寿司バーの大ファンでした。
コロナ時に沢山の日本料理店が撤退されました。
コロナが原因で撤退された店も、かなりあったと思います。しかし、コロナ下でも潰れずに継続されている店も有ります。
その違いは、何でしょうかね。
コロナ以前にも、沢山の日本料理店が出店されました。しかし、撤退して行った店も沢山あります。1番酷かったのは、3ヶ月で撤退しました焼肉屋さんです。バンケンコンの一等地に出来ました大型店舗です。ひょんな事から、その焼肉店のマネジャーと何回か、夜の街に遊びに行きました。
しかし、オープンして3ヶ月くらいの時にマネジャーは、私に言われました。ちょっと資金繰りで日本に帰ります。
えっ! どう言う事?まだ、3ヶ月ですが。
マネジャーは、それ以来カンボジアに帰って来る事は有りませんでした。
店は、自動的に潰れてしまいました。
また、会計士の日本人が私に言います。
今度、バンケンコンでうどん屋を始めます。
えっ! うどん屋さんを?
カンボジアは、店舗の借り賃も安く、人件費も安いです。日本の様に沢山のお金は要りません。
だから、皆んな安易にお商売を考えます。
素人でも、出来ると錯覚するのでしょうね。
しかし、熱意が無いと何事も成功しません。
創意工夫が無いと続きません。要は、何としてもやり遂げるて言う 「 気!」です。
会計士にうどん屋をやり遂げると言う「 気!」は、あるはずもなく、半年で潰れました。
この2店舗は極端な例ですが、何でも簡単に行かないのが、お商売では無いでしょうか。
コロナ前でも、何店もの日本料理店が出店され、何店も撤退されて行きました。
それぞれ、撤退されました店には、色んな理由があったと思います。
カンボジアは、コロナが明けて約1年位になりますでしょうか。コロナから、普通の生活に戻っただけで、何も劇的に変わった事はありません。
日本人は、どうでしょうか。
カンボジア在住の日本人が倍になったのでしょうか。いや、以前と一緒です。
なら、何故カンボジアで日本料理店ラッシュなのでしょうか。
これは、カンボジアの事情と言うより、日本の事情と思います。日本に住まれている日本人は、閉塞感に苛まれていると思います。日本で何かしょうと思っても、何も出来ないのでは、ないのでしょうか。問題は、日本にはそこそこのお金をお持ちの方が沢山居てる事です。
今持っているお金を日本に置いていても、何にもならないし、それならコロナも明けたし、海外で1勝負しょうか、と言う御仁が多いのでは無いでしょうか。詐欺で騙される人は、そこそこお金があり、ちょっと儲けたいと助平心が有る人です。
コロナ前に出店されて失敗された方は、殆どこの類です。日本の閉塞感と少し余っているお金です。この2つの要素が日本人をカンボジアに駆立てるのです。今回は、コロナを切り抜けた強者の日本料理店も居てます。その中で、もし安易な気持ちで来られているなら、とても太刀打ち出来ないでしょうね。
10年前と違い、味のレベルも高くなっております。日本人は、不味い店には行きませんよ。
何故なら、美味しい店が沢山有るからです。
カンボジアに日本料理店が増えるのは、非常に嬉しいです。今回新規出店されたお店をネットで調べて見ますと、錚々たる経歴をお持ちのお店が多いようです。楽しみですね。
しかし、日本人相手だけでは駄目ですよね。
如何に日本人以外の顧客を掴むかですね。
日本人は、増えて居ないのに、日本料理店だけが、開店ラッシュです。変な感じですね。
プノンペンの日本料理店の将来は、どうなって行くのでしょうかね。
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