カンボジアリバーサイド応援隊

男性専用ブログです。

銀行口座



お気に入りのAちゃんから、昨日メールが、来ました。あれ?ちょっと早いな、と思います。

けど、内容は分かります。

多分、お金が無いのでしょう。


Hello 、から始まります。

私も、こんにちは、元気?と聞きます。

今、何してるの?とAちゃんから、

ご飯を食べてるよ、と私。

まだ、私はご飯は食べてません、とAちゃん。


具合悪いの?ご飯をたべや、と送ると、

お金が無いの、と言って来ます。

予想通りですね、

続けて、私に土曜日来るでしょう、と確認が入ります。行くよ!と伝えます。


彼女は、収入の予定を、立てたかったのでしょう。

とりあえず、今困っているので、$20を銀行送金してあげる、と伝えます。

何時もの様に、お父さんの銀行口座のQRコードを、送ってきます。それを、スキャンして、$20を送金してあげます。


私は、これにはやや不満です。

Aちゃんの銀行口座なら、何の問題も有りません。

お父さんの銀行口座なら、どうやってお金を下ろすのでしょうかね?

お父さんの銀行カードを持っている?

これなら、直ぐに引き出せますね。


彼女は、私の送金を確認した、と言います。

お父さんに確認した?

或いは、彼女の携帯に、お父さんの銀行口座が有る?よく分かりませんね。


私は、Aちゃんに銀行口座をつくれば、とアドバイスをした事が有ります。一緒に、行ってあげるで、と。Aちゃんは、Aeon 2に行けば、作れると言います。

多分、誰かがAeon 2で作ったのでしょう。


わざわざ、遠いAeon 2に行かなくても、そこらに有るABA銀行で、作れるで、と伝えます。

IDは、持ってる?

IDは、有りません、とAちゃん。

ここが、ポイントです。

IDが、無ければ銀行口座も作れませんし、選挙にも行けません。


その時に横に居た、お姉ちゃんも、銀行口座を持って無いと、言います。彼女は、日本人の彼氏から、毎月沢山のお手当を、貰ってます。

それなのに、銀行口座に入れるお金が無い、と言います。だから、銀行口座は要らない、と。

よく分かりませんね。


どうも、日本人と意識が、全然違うと思います。

私達は、小さい時から、銀行と言うのが、身近にあります。また、銀行口座を作り、そこに給料の入金や、銀行振込やら、色々と利用します。


しかし、田舎出身の彼女達に、取って銀行は、決して身近な存在では無く、また利用することも、殆ど無かったのでしょうね。

何故なら、田舎には食べ物は、有りますが、お金は、余り有りませんからね。


ただ、昨今のカンボジアの銀行の、大々的なネットワークが出来て、簡単に銀行支払いや、送金が可能になったので、漸く彼女たちも、利用し始めたのでしょう。


カンボジアでは、銀行口座が無くても、お金を送る方法は、幾らでもあります。

Wingと言う、送金、受け取りの会社が有りますので、皆んなそれを、利用しておりました。

地方出身者は、銀行口座が有りませんので、大変、重宝しておりました。

Wingは、カンボジア全土に店が有ります。

プノンペンのWingで、送金して、地方のWingで受け取る、と言う仕組みです。


Aちゃんに、土曜日に会ったら、お父さんの銀行口座の事を、もっと詳しく聞いてみたいと、思います。私は、Aちゃんに、銀行口座を作って、あげたいです。Aちゃんの、銀行口座なら、納得して、直ぐに送ってあげますけどね。

今でも、直ぐに送ってますが。