携帯を取られた日本人
その日は、カンボジア人の友人と日本人3人で遊びに出かけます。日本で言う所の忘年会です。
それと、カンボジアに来まして約1年のM君の彼女を探すのも目的でした。
M君は、はっきり申し上げまして、余り日本では女性に人気が有るタイプでは、有りません。
どっちかと言うと、モテないタイプです。
しかし、女性は好きみたいです。
日本で言う、1番難儀なタイプです。
ここは、カンボジアです。何とかなります。
と言いながら、皆んなでローカルのビアホールに向かいます。案内役はカンボジアの友人T君です。日本語ペラペラで、また女の子の居る店を沢山知っております。彼の車で向かいます。
有るローカルのビアホールに着きます。
まだ早かったせいか、女の子は少ない様です。
今日は、M君が主役ですので、彼から女の子を選びます。あまり気に入った女の子は、いなかった様ですが、とりあえず選びます。ローカルですから、こんなもんです。何時も何時も、お気に入りが見つかる訳では有りません。
残りの私たちも、適当に女の子を選んで皆んなで食事をします。しかし、初めて来た店でしたから、なんかしっくり来なくて、またM君も乗り気では無いので、早々に切り上げます。ここでは食事をしただけでした。
T君の運転で次の店に向かいます。リバーサイド方面ですが、忘年会ですのでSt.136や130には向かいません。反対側の川沿いのバーに行きます。
ここは、川面を眺めながらお酒を飲んで、女の子と語り合う場所です。T君が、来たかったのでしょうね。T君は、時々私は達を利用して、自分の新規開拓を図ります。残念ながら、もう一つです。T君は、不調です。皆んな盛り上がりません。
次にナイトマーケットの入り口に有ります出会い系のバーに向かいます。ここは2階に上がって行きます。かなり大きいバーです。
バーと言うよりは、喫茶店の様な感じです。
かなりの数のテーブルがあります。所々に女の子が座ってます。また、数人は座らずにウロウロしてます。なかなか、怪しい匂いがする店です。
T君曰く、ここはリバーサイドで働かない女の子が集まって来ます。女の子は毎日来る訳では有りません。暇な時や、お金を稼ぎたい時に来る様です。出会い系のバーと言いましょうか、いわゆるセミプロの集まりの様です。
なんか楽しくなって来ました。
M君も、気に入った子が居た様で、女の子を隣にに座わらせます。私はM君の通訳をします。
他の2人は適当に飲んでおります。
女の子は、まぁまぁ可愛いかったです。
通訳をしながら、色々聞いていきます。
23歳で、プレイべーン出身です。ちょっとお腹を触りますと、少しブョブョしてます。私は、あんた子供いてるやろ?と聞きます。すると、18歳の時に女の子を産んだと、言います。やはりね!
しかし、カンボジアでは良く有る話しです。
M君は、その気になって来ましたので、交渉に入ります。
彼女は$100と言います。高いやないかい!
しかしM君は、それで良いと言います。
M君は、久しぶりなのでしょうか、目が血走っております。私は、彼女に言います。
$100でええけど、2回してかまへんか?
若いM君の便宜を図ります。
彼女も、お金が欲しかったのでしょう。
2回を了解します。
はい、ここで解散です。
M君と彼女は、近くの連れ込みホテルへ向かいます。私たちは、T君の車に乗って家路へと向かいます。
M君の彼女を探すのが、目的でしたが、まぁ良いでしょう。彼女とエンジョイしてもらったら、私達は満足です。
次の日に、M君からの連絡を待ちますが、中々連絡が来ません。おかしいな?何ででしょうかね?
夕方にやっと連絡が来ました。
話しを聞くと、彼女とホテルを出て、リバーサイドの大通りでタクシーを呼びました。
歩きながら、タクシーと電話で話していると、
後ろから来たバイクの2人乗りに、スッと携帯を取られたそうです。えっ、携帯を取られた?
無警戒だったのでしょうね。
深夜で大通りで、普通に耳に当てて電話する?
後ろからは、狙い目ですよね!
私も一言注意するべきだったでしょうかね。
カンボジアは、深夜は何処でも要注意です。
普段、起こらない事が深夜には起こります。
怖いですね、大いに反省しております。
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