ふしぎな運を持つオーナー
皆さん、海外に進出するにはどんな理由が有るでしょうか。今の日本の事業を海外に展開したい。
日本市場は頭打ちなので、海外に活路を見出したい。海外がどんなもんか試してみたい。
色々な理由があります。
全てオーナーの考え1つです。
しかし、真面目に会社の事を考えて海外に進出する人達ばかりでは、無いのです。
自分が遊びたい為に海外に営業拠点が欲しいオーナーも、いらっしゃいます。
つまり、堂々と遊びに行ける大義名分が欲しいのです。その為の海外進出です。
Hさんは、日本人のコンサルの手を借りて、プノンペンに小売店をオープンします。
責任者は、日本の駐在員とカンボジア人マネージャーです。Hさんは、日本でも中小企業を経営されており、社員もそこそこ居てます。
趣味は、ゴルフです。日本でもゴルフは、しょっちゅう行かれます。腕前はシングルです。
カンボジアに来られる時は、ゴルフ仲間と来られます。カンボジアに4日来られますと、3日はゴルフです。小売店には、申し訳無さそうに1時間か2時間寄るだけです。
また、晩も女性が大好きで、遊びに出掛けます。
当然、Hさんは結婚されてます。
しかし、海外に出かける時は、非常に上手くこなします。
奥さんに、カンボジアのスタッフのお土産を買わせます。カンボジア人スタッフは、全員女性です。奥さんに日本のお菓子をお土産に用意してもらいます。上手いですね。奥さんは、何の不信感も持ちません。
しかし、殆どカンボジアで仕事はされません。
カンボジアのメインは、ゴルフと女性です。
もしカンボジアに店が無ければ、毎月堂々と海外にゴルフに行けるでしょうかね。
偶にゴルフ仲間と一緒で無く、1人で来られる時も、有ります。ゴルフ仲間と来られた時は、晩はカジノが多い様です。Hさんは、カジノは余り好きでは有りませんが、一緒に来てます手前、お付き合いです。
しかし、1人で来られたら、今度は女性1本です。
プノンペンにも、知り合いが何人かいてますので、皆さんと一緒に遊び回ります。
ローカルKTB、リバーサイドと、もうプノンペンはベテランです、何処へでも遊びに行かれます。
プノンペンの夜を存分にエンジョイされております。
小売店は駐在の日本人とカンボジア人のマネージャーに任せきりです。売り上げは、順調では有りません。どうなって行くんでしょうか。
しかし、ラッキーな事に小売店が変わって来ました。コロナ時に優秀なカンボジア人スタッフ2名が入った様です。信じられ無い事にそのスタッフのおかげで、店の売り上げは上昇して行きます。コロナの2年目には、過去最高の売り上げを叩きだします。ビックリですね。コロナの時に優秀なスタッフに巡り合うなんて、訳が分かりませんね。
Hさんは、コロナ明けにカンボジアに来られました。しかし、スタンスは変わりません。
ゴルフと女性がメインです。
Hさんは、かなり強い運をお持ちなのでしょうね。
コロナの時に撤退して行った店は、沢山ありました。自分の趣味だけで、カンボジアに遊びに来ているオーナーの店が残りました。
世の中とは、分からないものですね。
1つだけ、Hさんを褒めるとしたら、小売店を止めずに継続した事でしょうかね。
継続したから、チャンスが生まれました。
いや、ほんま。
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