カンボジアリバーサイド応援隊

男性専用ブログです。

お母さん、お父さんには恩がある



カンボジアは、日本の昭和に似ているとよく言われます。実際はどうでしょうか。

昭和を過ごして来ました私は似てると思います。

それは、街中より田舎の生活に特に感じます。

田舎は、大家族で過ごします。お爺さん、おばあさん、お父さん、お母さん、そして子供達と。

昭和の日本も同じでしたね!

田舎では、親同士で決めた許婚がいます。

日本でも、そう言う親が決めた結婚はありました。

それが、幸せかどうかは別問題です。


また、女性には結婚まで清い身体でいる様に親は、

教えます。いわゆる処女性です。

日本でも40年位前は、全く同じですね。

カンボジアでも、30歳過ぎ位の女性迄は処女を守っていたと言います。しかし、20代の女性は親の教えは覚えていますが、守っているかは不確かです。

それは、都会(プノンペン)に出てくる機会が増えたからです。前述しました30歳過ぎの女性は、ずうっと田舎暮らしです。

都会に出ますと親は、仕送りを要求します。

しかし、プノンペンの生活は親が考えるほど、楽では有りません。毎月、ギリギリの生活です。


カンボジア人は、家の為に働くと言います。

だから、プノンペンに出て来ても、必ず家に仕送りをします。家と言うより、親の為ですね。

子供にとって親は絶対です。親の言う事が全てです。日本でも、道徳の授業があり親や目上の人を敬う様に教えられたと思います。

この辺りは、日本の昭和と同じでは無いでしょうか。


カンボジアの小学校1年生で習う教科書に親に付いての教えがあります。


小学校1年の教科書

親の恩が書かれてます。


訳しますと、

お母さん、お父さんには恩があります。

その恩は、非常に重いです。

地球と同じくらい重いです。

お返しすることは出来ません。

2人の恩は、金山でも返せません。


と言う詩(うた)を抑揚をつけて暗記します。

ここで、親の恩の大きさが刷り込まれます。

この刷り込みが、後々まで子供に影響を与える様に思います。


街に出稼ぎに来た子供達は、何とか親に仕送りをしたいと思います。男はどうしょうも有りませんが、女の子は何とかなります。


プノンペンのギリギリの生活から抜け出したい、また親に仕送りをしたい気持ちが、女の子を夜の世界に誘うのでは無いでしょうか。